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8日に北谷町で軍属の息子が道を歩いていた女性にむかって発砲した事件で地域住民の不安は広がっています。

この事件は8日、北谷町内で発生。歩行中の女性を狙い、ケガを負わせたとして、町内に住む19歳の少年が殺人未遂と器物損壊の容疑で逮捕、送検されましたが、現在も犯行を否認しています。

近くの住民は「以前から地域住民の間でこういう(今回の事件のような)話はあったが、目のまえで現実を突きつけられて、怖い」などと不安な様子でした。

急きょ記者会見を開いた北谷町の野国昌春町長は「この種の事件事故のたびに申し入れをすると、米軍から返ってくるのは『善き隣人』という言葉だが、このような事件事故が頻発するなかではそんなことは言えない」と話し、「町内の一部に多くの米軍人や家族が住み始めている」として、今後も犯罪が増えることに懸念を示しました。そしてアメリカ軍に対し、軍人だけでなく、その家族にも教育を徹底させてほしいと訴えました。