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識名トンネルの上部に位置する住宅や墓にひび割れなどが生じている問題で県は5日、住民へ補償方法などの説明会を行ないました。

この説明会は住民からの要請を受け、県がはじめて開いたものです。説明会で、県南部土木事務所では住宅や墓のひび割れなど、被害の申し出があった住民に対し事後調査を行い、工事に起因すると認められた場合は、補償対象としました。

しかしコンクリートの劣化などで亀裂が生じている場合は補償の対象外とするという説明に、住民からは反発の声が上がりました。

住民のひとりは「老朽化なってるからひび割れしているんじゃないかとうもので解決してしまうと私達は困ります。とにかく元の形にして頂きたいと」と話しています。県南部土木事務所では、9月12日にも住民に説明会を開く予定です。