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アメリカのシンクタンクのメンバーが沖縄の基地の状況などを調査するため、8日に県庁で与世田副知事らと意見交換しました。

県庁を訪ねたのはアメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所の上級顧問、マイケル・グリーン氏らです。

グリーン氏は今回の訪問の目的を「アジア太平洋地域の情勢やアメリカ軍基地の現状を沖縄や日本政府で調査し、議会に報告するため」としたうえで「副知事など、いろいろな方の意見を聞いて、我々が研究を始める前にそういうインプットが必要だと思っていました」と話しました。

グリーン氏が普天間基地の嘉手納統合案について県側に質問したところ、与世田副知事は「難しい」と述べ「嘉手納統合案がアメリカから出てくること自体が問題を複雑にする」と意見を伝えたということです。