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新学期を前にいろいろな形で事件や事故から新一年生を守ろうと、大人たちが頑張っています。そのキーワードは「イカのおすしと黄色いランドセル」。

新一年生が、事件にあわず、毎日楽しく学校に通って欲しいとの願いを込めてうるま地区防犯協会が作ったものは下敷き。これなら毎日目にし、使いながら危険意識も身につくのではというアイディアから生まれたものです。さらに下敷きに書かれたキーワードが「イカのおすし」です。

子供が犯罪に巻き込まれないための約束事をまとめた標語で、全国各地で呼びかけられています。最初の「イカ」は知らない人についてイカないの「イカ」。そして、危険を感じたら大声を出すの「お」など、一年生に覚えやすいようにイラスト付きで描かれています。

この下敷きをうるま市教育委員会に贈ったうるま地区防犯協会の又吉会長は「我々の願いは『事件事故が無いように』というただ一つです」と話していました。「イカのおすし」下敷きはうるま市内の19校、1195人の新一年生に4月に贈られる予定です。

一方、那覇市では子どもたちの交通安全に役立ててもらおうと、企業からこの春、市内の小学校に入る新一年生全員分の4000枚のランドセルカバーがプレゼントされました。

交通事故に遭わないよう目立つ黄色のランドセルカバーを贈ったのは大同火災海上保険と印刷会社の旭堂で、受け取った翁長市長が感謝の気持ちを伝えていました。