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国の文化財審議会が開かれ、県内から那覇市首里の新垣家住宅など17件が登録有形文化財に初めて登録されました。この有形文化財への登録は県内で初めてです。

登録有形文化財は、歴史的に貴重な文化財として、国指定文化財に次ぐ位置付けです。このうち那覇市首里末吉町の新垣家住宅は、赤瓦葺きで木造平屋建ての主屋があり、明治時代の石垣やヒンプン、池などが良好な状態で保存されています。

また石垣市の入嵩西家住宅は明治44年ごろに建造され、伝統的な民家の形態を残す貴重なものとなっています。そして、宮古島市の大野越排水溝は昭和9年に大野山林の耕地整備事業で建設され、アーチ型の排水溝は当時の技術の高さを表しています。