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ここまで朝日新聞の情勢調査についてお伝えしましたが、QABではきょうから各選挙区の候補者の顔ぶれと訴えなどをお伝えします。今回は、沖縄1区です。

那覇市、本島周辺離島、南北大東村などの沖縄1区には届け出順に、日本維新の会の新人 山川泰博(やまかわ・やすひろ)さん、参政党の新人 和田知久(わだ・ともひさ)さん、共産党の前職 赤嶺政賢(あかみね・せいけん)さん、自民党の前職 国場幸之助(こくば・こうのすけ)さん、無所属の新人 中島万穂(なかじま・まほ)さんの5人が立候補しています。

前回の2024年の衆議院選挙で議席を争った和田さん・赤嶺さん・国場さんの3人に、新たに山川さんと中島さんを加えた構図になています。

沖縄1区 それぞれの訴え

日本維新の会・新人 山川泰博候補「我々は政権の改革のアクセル役です。そして政治を前に動かす、政策を前に動かす、そういう動かすことを我々は今回みなさまへ訴えていきたいと思います」

山川さんは政権与党となった日本維新の会として、2年間の食料品の消費税ゼロや社会保険料引き下げを進めていくとしています。また、国が県内で行う公共事業のおよそ50%を県外企業が受注していて沖縄に利益が落ちにくいとして、県の財源を増やすために県外企業の受注する公共事業に課税する仕組みを作っていくと訴えました。

党の幹部として中司幹事長が応援に訪れ、改革を実行していくと訴えました。

沖縄1区 それぞれの訴え

日本維新の会 中司宏幹事長「(山川さんは)必ずやスピード感をもって、この地域のみなさんの思いを国政に届けることができる、これを確信しています」

山川さんは「維新に頑張ってほしい」という声が街頭から聞こえるようになってきていると手ごたえを語りました。

日本維新の会・新人 山川泰博候補「言えることはとにかく走って走って走って走って走りまくるという思いで、この選挙期間 残りの期間をしっかりと戦っていきます」

沖縄1区 それぞれの訴え

参政党・新人 和田知久候補「私が選挙に出ているのは、いま日本が徐々に壊されているからです、消費税が上がって実質賃金が減って、外国人は増えて、日本を良い方向に向かうには、何のしがらみもない参政党がやるしかないんですよ」

和田さんは企業の正社員を減らし、外国人労働者が増えている原因が消費税だとして、廃止をするとしています。また、子供一人につき月10万円の教育給付金の支給をしていくほか、辺野古新基地建設について、いつ完成するかわからず公費がいくらかかるかも見通せないとして、見直していくと訴えています。

参政党の参議院議員も沖縄入りして街頭に立ち、和田さんへの投票を呼びかけました。

沖縄1区 それぞれの訴え

参政党 梅村みずほ参院議員「お金がないなら国民から奪えばいいじゃない、そういう発想をとにかく止めなければいけません。和田知久といっしょに実現していきます」

和田さんは過去の選挙よりも知名度は上がっていると話し、広い年代に支持されるようにしていきたいとしました。

参政党・新人 和田知久候補「けさも普通に歩いているだけで声をかけられた。たすきしてませんよ、たすきもしていないのに声をかけられてびっくりしました。お年寄りも結構声援してくれます。お年寄りにも少し知られてきたのかなとうれしいです。(これまでと)同じような感じで元気にやるだけです」

沖縄1区 それぞれの訴え

共産党・前職 赤嶺政賢候補「米軍基地は沖縄経済の最大の障害物です。基地をなくして本当に自立した沖縄経済の希望を切り開いていこうではありませんか」

この選挙区で4連勝している赤嶺さんは、辺野古新基地建設反対、普天間基地の即時閉鎖・無条件返還を求めていくとし、これまで国会で基地問題を追及してきた実績をアピールしています。また、消費税の廃止や最低賃金1500円以上の賃上げを目指すと訴えています。

応援には玉城知事や共産党の田村委員長などがかけつけ、支持拡大を目指しています。

沖縄1区 それぞれの訴え

共産党 田村智子委員長「暮らしにも寄り添い、沖縄のみなさんの心を国会に届け続けてきた(赤嶺さんの)議席を、何としてもみなさんの力で守り抜かせていただきたい」

赤嶺さんは手ごたえは感じているとしつつ、自身の訴えなどを広く浸透させていきたいとしました。

共産党・前職 赤嶺政賢候補「(今回の選挙でも)オール沖縄という枠組みは崩れていませんし、辺野古の反対の気持ちはみんな決意を持っていますから、そこを大事にしながら戦っていく選挙だと思います」

沖縄1区 それぞれの訴え

自民党・前職 国場幸之助候補「総選挙は政権選択なんです。今は国難です。この日本の内外のかじ取りをだれに託していくのか、自由民主党の高市総裁しかいない」

国場さんは選挙の最大の争点は「物価高対策」だとして、2年間の食料品の消費税ゼロを進めていくとしたほか、外交・防衛・経済安全保障の一体的な強化が必要だとしています。また、沖縄の離島にだけない「物流支援策」の仕組みを作り、食料品などの物資の輸入コストを削減していくと訴えました。

県連の幹部や今井絵理子参議院議員に、知念那覇市長も応援に駆けつけました。

沖縄1区 それぞれの訴え

知念那覇市長「市民生活に直結した目線で国場候補が物事をみているということで、私は非常に期待するところでございます」

国場さんは残りの選挙戦を「とにかく危機感をもって、政策を訴えていきたい」としています。

自民党・前職 国場幸之助候補「自分の言葉で正直に思っている政策や考え方を、政治姿勢をひとりでも多くの有権者に伝えていきたいと、そういう謙虚な姿勢で臨んでいきたいと考えています」

沖縄1区 それぞれの訴え

無所属・新人 中島万穂候補「みなさまの共に日々を快適にしていくこと、あらゆる面ですね、教育から賃金から、いろんな面で、みなさんに(SNSで)質問していただいたら、基地問題でも経済問題でも自分の意見をお伝えしますので」

中島さんは選挙区を自身の足でまわって地域の人たちの声に耳を傾けながら、語学やAIの教育に力を入れることなどを訴えています。

選挙戦も中盤に差しかかり、各候補はさらなる支持拡大へ訴えを続けます。