スポーツをお伝えします。きょうはプロ野球「沖縄キャンプ特集」です。
12球団がきのう一斉にキャンプを開始、沖縄では6球団がシーズンに向けて汗を流し始めました。
地元・沖縄からのスタートに県勢選手たちも意気込んでいます!
宜野座村で多くのファンが作る花道を通ってキャンプインしたのは、昨シーズン・史上最速でのリーグ優勝を果たした阪神タイガース。
期待されるのはもちろん「連覇」ですが、2年目の指揮となる藤川球児監督はこう断言しました。
阪神タイガース 藤川球児監督「選手たちと約束しました。連覇という言葉は使いません。新たにチームを作り上げ、素晴らしい最後の一日を迎えようじゃないかと。きょうからスタートします」
球場には所狭しとファンが詰めかけ、初日から熱気高まる中でのキャンプインです。
京都からの観客「正月の気分ですね。今年がここから始まる」
東京からの観客「今年の試合が楽しみです」
うるま市から来た双子のきょうだい「(Q.阪神キャンプは毎年来るんですか?)はい。お母さんが阪神タイガースを見たいから来ました」
一方、阪神2軍のキャンプ地・具志川には、沖縄尚学出身のプロ5年目、岡留英貴の姿が。
昨シーズンの1軍登板は前の年を下回る10試合。層の厚い阪神の中継ぎ陣に入り込むべく、汗をかきます!
同じく横浜DeNA2軍のキャンプ地・嘉手納では、3人の県勢がスタートを切っています。
糸満高校出身の神里和毅は、初日から精力的にバットを振りこんでいました。
横浜DeNA 神里和毅「9年目で最近は成績が残せていないので、本当にラストチャンスだと思っている。今年は勝負の年だと思っています」
また、去年は自身初の開幕1軍をつかみ自己最多の50試合に登板、プロ初勝利を挙げるなど飛躍のシーズンとなった宮城滝太。
地元の嘉手納からさらなる高みを目指していきます。
横浜DeNA 宮城滝太「まずは初日というところで、一発目は大事だと思うので、良い入りができるようにやっています。チームの柱としてやりたいと思っているので頑張ります」
そしてファンからの期待も大きい平良拳太郎も、オフには1年間戦い抜く体づくりをして、キャンプに臨んでいます。
横浜DeNA 平良拳太郎「13回目のキャンプですけど、一番良い状態じゃないかなと思うので、ここから結果を出せるように準備していけたらと思います」
戸田アナウンサー「練習開始と同時に強い日差しが照り始めました。10年ぶりのリーグ優勝・日本一へ、春季キャンプがスタートです!」
2年連続パ・リーグ2位、優勝まであと一歩届かなかった北海道日本ハムファイターズ。
2006年と2016年にリーグ優勝を果たしたことから、チームには「6の法則」というジンクスがあり、今年は一段とファンの期待も高まっています。
観客の男の子「(Q.期待することは?)日本一!ライバルのホークスを倒してほしい」
豊見城市出身で2022年のドラフト2位指名「金村尚真」。去年は開幕投手を務め、プロ初完封勝利をあげました。
日本ハムファイターズ 金村尚真「(去年は)開幕投手を任せてもらえて、前半は良かったが、後半が思ったように行かなかった。1年間やり切ることの難しさを感じた。今年は1年間フルで活躍したい」
県勢投手はもう1人。うるま市出身でプロ11年目の上原健太。昨シーズン、先発から転向し、実力を発揮した中継ぎとして今年も勝負です!
日本ハムファイターズ 上原健太「中継ぎとしてのキャンプインが初めて。色々と探りながら早く中継ぎとしての調整法を確立したい。沖縄の皆さんが、ファイターズの試合を気にかけてもらえるような活躍をしたい」
今年チームが掲げたスローガンは「DOMIれ!」。「圧倒」という意味の英語「dominate」が語源で、圧倒的に勝つという思いが込められています。10年ぶりの優勝へ!心を1つにDOMIります!
北海道からの観客4人組「DOMIるぞ!オー!」
金武町では東北楽天ゴールデンイーグスがキャンプイン。
メジャーリーグで10年間プレーし、日米通算165勝の前田健太が加わったことで、注目度も一層増しています。キャンプ初日はその背番号に合わせ、18球を投じました。
東北楽天ゴールデンイーグルス 前田健太「縁起よく背番号18ということで、18球投げてみました。気持ちよく投げることができた。いいブルペンだった。いい準備をしてきたことをアピールできた。(日本でのプレーは)久しぶりなので、新鮮でワクワクした気持ち。毎日楽しみながら続けたい」
県勢では前原高校出身の平良竜哉。昨シーズンは首のけがでファームでの調整が続きましたが、今年は1軍スタート。苦しんだ経験を糧に、活躍を誓います!
東北楽天イーグルス 平良竜哉「今までの3年間を振り返って(けが中に)何がダメだったかを考えることができて、練習する中で思うようにいった。周りに支えてもらった分、今年は1軍で活躍したい強い思いがある。まだできるぞという姿を見てもらいたい」
昨シーズン、リーグ4位で惜しくもAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。歓迎セレモニーでは井上監督が「さらなる高みを目指す」と宣言しました。
2軍のキャンプ地・読谷村では、昨シーズンのファーム選手権で先発投手を務め、最優秀選手に輝いた仲地礼亜がさっそく投げ込みを行っていました。
中日ドラゴンズ 仲地礼亜「自主トレもやってこられて、いい状態だと思うんで、そこをもっとあげれたらいいなと思います。今年は、しっかり活躍して、良い結果を報告できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
東京ヤクルトスワローズ
浦添で行われているヤクルトの1軍キャンプでは、育成契約で加入した北谷町出身の日隈モンテルが汗を流しています。
モンテルは、2023年からプレーした西武でも育成から支配下登録を勝ち取り、1軍で先発出場も果たしましたが、去年秋に戦力外通告。
ヤクルトで育成選手として再スタートし、抜擢された1軍キャンプの舞台で猛アピールを続けます!
東京ヤクルトスワローズ 日隈モンテル「プロのユフォームを着て戻ってこられたのは、沖縄の皆さんに恩返しできているのかなと思います。今回は開幕前に支配下取って、開幕1軍というのを目標に掲げて頑張っていきたいと思います」
県内各地に大勢のファンが駆けつけ、熱気高まる中で始まったプロ野球沖縄キャンプ。多くの期待を背負いながら、選手たちはここ沖縄から新たな戦いに向け一歩を踏み出しました。
プロ野球沖縄キャンプ、今年はご覧の日程・地域で行われます。今月21日から3日間オープン戦も行われる予定です。選手との距離感が近いのも沖縄キャンプの魅力。WBC選出メンバーを始め、プロのプレーを見に足を運んでみてはいかがでしょうか?
