著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

首里城正殿の土台部分と正殿につながる左右の廊下に敷き詰める磚瓦(せんがわら)を焼き上げる作業が本格的に始まっています。

磚瓦は、御庭(うなー)などに敷かれるタイル状の赤瓦で、秋に完成予定の正殿の基壇と呼ばれる土台部分と正殿につながる左右の両廊下に敷かれることになっています。

屋根瓦以上に耐久性が求められることから平成の復元では品質基準を満たせず岐阜県産の磚瓦が使われましたが、今回は与那原町の瓦工場で製造された3400枚が用いられます。

島袋瓦工場代表取締役の島袋義一さんは「自分たちが本当にやったのかなという気がして大変誇りに思っています」と話します。

また、原料の一部に火災で焼失した正殿の瓦を砕いてパウダー状にした「シャモット」が配合され、平成の職人の思いをつないでいます。

磚瓦は最高温度1030度でおよそ24時間焼き上げたあと、3日間の冷却期間を経て4日に窯出しされます。