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さて、きのうは、全くテレビの前から離れることができなかったのではないでしょうか!!夏の全国高校野球大会、県代表・沖縄尚学はきのうの準々決勝で兵庫県代表・東洋大姫路に勝利し、初のベスト4進出を決めました。ここからは、現地で取材を続ける戸田アナウンサーに伝えてもらいます。戸田さん!

戸田アナウンサー「きょうも大阪・ABCからお伝えします!きのうの準々決勝、沖縄尚学にとってはこれまでの夏の大会・最高成績「ベスト8」の壁を超える試合。1点差の緊迫した試合を制しました! あすの準決勝に向けて行われたきょうの練習の様子も一緒にご覧ください。」

今大会、3回戦に勝利し、甲子園通算30勝を達成した沖縄尚学。学校初の夏ベスト4をめざす試合を観戦しようと球場には2年前夏の甲子園でベスト8入りを果たした時のキャプテンの姿が!

2年前の沖尚野球部 主将・佐野春斗 さん16:32:35「自分たちはベスト8で負けたので」「それを超えてほしい」これまで乗り越えられなかった「夏・ベスト4進出」をかけて!沖尚は2回 ノーアウト満塁のチャンスで8番 伊波。繋ぐ意識だったとライトへの先制タイムリー。

なおも満塁で新垣瑞稀。センターへの犠牲フライで追加点。兄の一打でこの日の先発 弟の有絃を援護します。その裏、援護をもらった沖尚先発・新垣有絃は3者連続三振で相手打線を封じます。しかし、3回。東洋大姫路は先頭の7番桑原。大会10号のソロホームランで1点を返されます。(2-1)しかし新垣!後続の反撃を許しません。

夏の甲子園 沖縄尚学・あす準決勝 初のベスト4入り果たす

沖縄尚学 新垣有絃 選手「課題が立ち上がりのピッチングだったがバックに支えてもらいながら抑えきれたのはよかった。変化球が自分の良さ。自分の良さを出し切れた試合だった」

6回1失点7奪三振の好投を見せ、7回から、前の試合169球を投げた2年生・エース末吉にマウンドを託します。末吉は、7回・8回と相手打線を抑え、迎えた9回ウラ・・・・、1アウトからヒットとフォアボールなどで2アウト満塁のピンチに。1つのミスも許されない状況。守り切った沖縄尚学。夏大会初のベスト4入り。準決勝進出を決めました。

沖縄尚学 比嘉公也 監督「(新垣の)好投が末吉の短いイニングに繋がったと思う。(準決勝も)バッテリーを中心にディフェンスで崩れない野球をしたい」

夏の甲子園 沖縄尚学・あす準決勝 初のベスト4入り果たす

準決勝の相手は、山梨代表・山梨学院。投手層が厚く、右のエース菰田(こもだ)は身長194cmから投げおろすストレートは最速152キロ。打線も山梨大会の打率は4割に迫り、今大会も高い攻撃力を見せていてきのうは京都国際を相手に、11得点をあげ2試合連続2桁得点で勝利しています。

そんな高い攻撃力に対するは、いまだこの夏エラー1つ 沖縄尚学の鉄壁の守備。きょうの練習では、末吉と新垣がキャッチボールで軽めの調整を行ったほか打線を回復したいとバッティング練習に重きを置いて調整を進めていました。

沖縄尚学 眞喜志 拓斗 選手「(準決勝は)守備と3年生の爆発的な力が必要になる」「そういった力を出して勝ちたい」

エース末吉を中心に高い守備力と繋がりのある打線で、県勢15年ぶりの決勝進出をかけてあす準決勝に臨みます。

戸田アナウンサー「夏大会・初のベスト4入りを果たした沖縄尚学。県勢が夏大会で4強入りするのは、興南が春夏連覇した2010年以来15年ぶりです。さて、準決勝の相手は「山梨学院」。ここまで夏の甲子園では史上2校目となる2試合連続二桁得点で高い攻撃力を持つチーム。それに対する沖尚の鉄壁の守り。どちらの力が勝るのか矛盾対決に注目です。  夏の頂点まであと2勝。沖縄尚学の準決勝あすの第2試合午前10時30分プレーボールの予定です」

これまで夏の甲子園大会で、県勢が、「ベスト4」以上進出した高校は、春夏連覇の「興南」、2年連続準優勝だった「沖縄水産」、そして、「浦添商業」の3校で、今回の沖縄尚学で4校目になりました。

佳境を迎えている夏の甲子園!あすの第2試合で、沖縄尚学は「山梨学院」と対戦です。また、甲子園の連日の試合の様子を「熱闘甲子園」でお伝えしていますので是非、ご覧ください。