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嘉手納町議会は7日、嘉手納基地でアメリカ軍のパラシュート降下訓練が常態化しているとして厳重抗議する意見書と決議を全会一致で可決しました。

地元自治体や県が再三、反対する中アメリカ軍は2023年12月以降、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を12回にわたり実施していて、4月は滑走路が不要なHH60救難ヘリコプターが使用されています。

嘉手納町議会はパラシュート降下訓練が常態化しているとし厳重抗議し「嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の全面禁止」などを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。

この中で仲村龍也議員は「周辺自治体と議会が再三にわたり中止を求めるなか、アメリカ軍側からは納得のできる説明がなく訓練が強行されている」「町民がないがしろにされている現状は決して許されるものではない」と訴えました。

町議会は8日午後沖縄防衛局長に要請するほか、今後、外務省沖縄事務局やアメリカ軍側にも要請する考えです。