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特殊詐欺の雇い手役としての逮捕は県内で初めてです。11月、県内に住む男性に対して特殊詐欺の「かけ子」の仕事を紹介したとして、県警は12月10日、男ら3人を逮捕しました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは糸満市の自営業、城間隆也容疑者(34)と、南城市の無職、山入端友佑容疑者(33)、そして南風原町の自営業、久保玉井謙清容疑者(27)です。
警察によりますと3人は、11月15日夜、糸満市西崎の店舗内で金銭でトラブルになっていた県内に住む知人男性に対し「解決にするためには海外へ行ってかけ子をして来い」などと特殊詐欺の仕事を紹介した疑いがもたれています。
男性は、男らの指示通りパスポートを作るなどしていましたが「海外に行かされそうになっている」と男性の関係者が警察に相談したことで事件が発覚。男性からの聞き取りをもとに3人を割り出し、容疑が固まったとして10日、逮捕しました。認否については明らかにされていません。
特殊詐欺の雇い手役としての逮捕は県内で初めてで、県警が3人の余罪や暴力団の関与などを調べています。
