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有機フッ素化合物PFASが県内の取水源から検出されている問題や、民間地上空をアメリカ軍機が飛行することをめぐる問題などの改善を訴えている市民らが政府要請を行っています。
政府要請を行っているのはPFAS問題解決を訴える市民団体「宜野湾ちゅら水会」など、学校や保育園上空でのアメリカ軍機の飛行禁止などを求める「コドソラ」です。
12月11日午後、東京都内で防衛省や外務省などの担当者と質疑応答を行いました。
市民らは、アメリカ軍基地由来の可能性が高いとされるPFASをめぐる問題の改善が進展していないと訴えました。
宜野湾美ら水会 町田直美代表「(PFAS問題を訴えた)あのとき普天間第二小に入学前だったうちの孫はもう4年生ですよ、放置ですよ。私はすぐにやってくれるものだと思っていました。土壌の入れ替えくらいすぐにできるじゃないですか、せめてできることの負担を子どもたちのために軽くして、これが子どもたちを守るということですよ」
また、学校に通う子供の保護者は学校上空をアメリカ軍機が飛行するたびに、教育にも支障が出ていると訴えました。防衛省側は学校上空を飛ばないようアメリカ軍に申し入れをしているとの回答を繰り返しました。
3団体は12日、直接防衛省と外務省を訪れて改善の要請を行います。
