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戦後から本土復帰にかけて、沖縄が歩んできた通貨の歴史や文化を紹介する企画展が公文書館で始まっています。
この企画展では、戦後、金融機関が閉鎖し通貨の流通が止まった時代から、B円やドルなどの通貨交換を経て現在に至るまで「通貨」の切り口から戦後の歴史を伝えています。
会場には、実際に使われていたB円の紙幣や1ドルあたり360円のレートで交換するために消しゴム印が押されたドル紙幣と現金呈示票が展示されています。
また、アメリカ軍政府が、当時中央銀行の役割を持っていた琉球銀行の設立を進めたことが記載された資料など、公文書館ならではの資料が多数展示されています。
県公文書館・公文書専門員西山絵里子さんは「お金という誰しもが毎日使うものに注目してそれぞれの人にストーリーやドラマがあるんだということをぜひ展示を見て興味を持っていただいて公文書館をたくさん使っていただければと思っております」と話していました。
この企画展は、2026年9月末まで開催されています。
