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辺野古の新基地をめぐって、アメリカで起こされているいわゆる「ジュゴン訴訟」で動きがありました。裁判所は、原告の訴えを退けた地裁の判断を破棄し、審理を差し戻しました。

裁判では、日本の環境保護団体などが、ジュゴンへの影響を避けるため、辺野古での工事差し止めなどを求めていましたが、2015年、請求を退けていました。しかし、21日に開かれた控訴審で、控訴裁判所は一転して、「原告適格」を認め、審理を地裁に差し戻しました。