15-01-13-04

諸見里明県教育長は「15世紀中ごろから16世紀に埋められたものと考えられます」「首里城跡の発掘調査で金製の厭勝銭が12枚出土しました」「琉球王国時代の祭祀の様子をうかがう上でも貴重な発見といえます」と話しました。

琉球王国に残された謎を紐解く鍵になるかもしれません。

王国の繁栄を願うまじないに使われていたとされる金の「厭勝銭」が、2014年9月、首里城の敷地から出土していたことが分かりました。

見つかったのは、直径およそ2センチ、10円玉程の金製の厭勝銭12枚です。

これらは、首里城正殿の裏手で行われている発掘調査で、2014年9月下旬「赤田御門の御嶽」で見つかりました。

県教育委員会によりますと、これらは災いを避けるまじないや、国の繁栄を願うために使われた「厭勝銭」だということです。

「厭勝銭」は、2014年2月に首里城跡で見つかったサザエの中や、南城市の斉場御嶽などからも見つかっていますが、今回は、穴のない「無孔銭」が3枚初めて見つかりました。

調査員らによりますと、無孔銭は、国王の象徴である太陽を表している可能性があるということです。

県立埋蔵文化財センターの盛本勲調査班長は「琉球王府の歴史を考える上で非常に貴重な発見だと考えています」

県は、1月18日に首里城で現場説明会を予定しています。