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2012年10月の沖縄での本格運用を前に、県内では受け入れの準備が急ピッチで進められています。東村高江区、オスプレイを使用する前提で、建設が計画されているヘリパッドでも建設中止を求める声が高まっていますが、24日午前中から建設作業が強行されました。

24日午前10時半。大勢の作業員がダンプカー2台を伴って到着。住民らはゲートの入り口からダンプを遠ざけようとしますが、ぴったり横付けされ、クレーン車で砂利などを運び入れる作業が始まりました。

住民は「きょうの工事はひどい。それに尽きます」「何としても工事を急げと(中央から)言われているとしか理解できない。こんなふうに力づくで住民を排除して工事に入ろうとしたことはない」「ここに住んでいる人だけの問題じゃない。県民みんなの問題」などと政府の姿勢を批判しました。

新たに6カ所のヘリパッドが建設される東村高江は、周りを北部訓練場に囲まれ、アメリカ軍にとっては狭い沖縄の中でもパイロットが思い切り訓練できる場所になっています。

しかし、24日に作業に入っているヘリパッド予定地は一番近い民家から400メートルしか離れていません。そこにヘリパッドをわざわざ2つ連結した形で計画されていることから、オスプレイの滑走路になるのではと危惧されていました。

しかし高江区で行われた住民説明会でも、沖縄防衛局は「オスプレイが来ることは聞いていない」として「配備が決まれば伝える」と約束していましたが、いまだ説明はありません。これまで区民には一度もオスプレイについて説明はありません。

「きょうはどういう作業ですか?」との質問に対し、防衛局職員は「カメラの前ではお答えできません」とだけ話しました。住民らは「環境アセスも説明会もオスプレイが来ない前提で行われたもの。これではだまし討ちだ」と反発を強め、手続きのやり直しを求めています。