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3月、女子児童に対しわいせつな行為をしたとして不同意わいせつの罪に問われている小学校教諭の男の裁判で、検察側は懲役3年6カ月を求刑しました。

不同意わいせつの罪に問われているのは、那覇市に住む30代の小学校教諭の男で、起訴状などによりますと男は3月、県内の小学校の教室内で女子児童に対して複数日にわたりわいせつな行為をしたとされています。これまでの裁判で小学校教諭の男は起訴内容を認めています。

7月10日に開かれた裁判で検察側は「小学校教諭である被告は被害者を正しい方向に導き、守るべき立場にあるが、その立場を悪用し、被害者のみを居残りさせ、周囲に助けを求めにくい状況での犯行は卑劣」などと主張し懲役3年6カ月を求刑しました。

一方、弁護側は「被告は辞職届を出していて、心療内科の受診もするなど言動には反省がみられる」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

この裁判は7月10日で結審し、判決は7月24日に言い渡されます。