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「自分のなかで理想の平和というものを考えてほしい」と訴えました。ロシアによるウクライナ侵攻で避難民をポーランドで支援している県出身の男性が、高校生にオンラインで講演し、現状について伝えました。
この講演会は真和志高校の平和学習の取り組みとして行われたもので、ロシアによるウクライナ侵攻でポーランドに避難してきた子どもや家族を支援している那覇市出身の東優悟さんがオンラインで講演を行いました。
そのなかで東さんは、ウクライナの現状を写真で紹介し、生徒たちに「日本は平和だと思うか」というアンケートを実施します。
その結果「少し平和」が最も多い回答となり、東さんは、生徒たちに「戦争をする可能性がある時点で平和ではないと感じている。自分のなかで理想の平和というものをもっと考えてほしい」と訴えました。
参加した生徒は「その場にいた人が撮った写真とかを見ると本当に戦争はあるんだなと実感しました」と話しました。別の参加した生徒は「国境とか人の境目は消せないけど、ひと一人ずつの優しさとかぬくもりみたいなものをみんなで感じて思いやって過ごしていけたらなって思いました」と話しました。
真和志高校では東さんの話をまとめ、今後の平和学習の取り組みに活かしていくということです。