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沖縄戦の体験などを元に、沖縄の平和と自立のための道について考えるシンポジウムが6日に沖縄大学で開かれました。シンポジウムでは大田昌秀元知事と作家で母親が久米島出身の佐藤優さんが議論を展開。

佐藤さんは「民主主義は最終的には多数決で決まるため、沖縄の声は日本の中では消されやすい」と述べ、沖縄が強い個性を持つ独自の存在として注目されるために教育に力を入れるべきだと主張しました。

一方、大田さんは20歳の頃、沖縄守備軍の一員として戦争に参加した経験を語り、「醜さの極致」であった地上戦を繰り返さないため、戦争ができる国作りへの流れを注意して見る必要があると警告しました。