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沖縄を舞台に熱戦が続くU18野球ワールドカップ。2年生で唯一、代表メンバーに選ばれた沖縄尚学の末吉良丞投手がおととい、韓国戦で先発し、見事、国際大会で初白星をあげました。

12の国と地域が参加して世界一を争う、ラグザス presents WBSC U-18 野球ワールドカップ。日本代表は初戦のイタリア戦を制しおととい韓国戦に臨みました。先発は、沖縄尚学の末吉良丞、地元の声援も受け先発のマウンドに上がります。

その立ち上がり、先頭バッターを見逃しの三振、その後ヒット1本を許すも末吉は、この回、韓国打線を0点に抑えます。

日本はその裏。2アウト3塁の場面で4番・キャプテンの阿部葉太。ショートへのタイムリー内野安打で1点を先制します。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

味方から援護もらった末吉でしたが、つづく2回、1アウト2・3塁のピンチを招くと迎えたバッター、イ・ヒュソン。その初球、ワイルドピッチで同点に追いつかれます。さらに4球目、ライトへのタイムリーで逆転を許します。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

しかし、そのウラ、1点を追う日本は1アウトから2・3塁のチャンス。坂本の内野ゴロの間に同点に追いつくとイタリア戦で勝ち越しタイムリーを放った1番岡部。ライト前に勝ち越しのタイムリーヒットを放ち、この回、逆転します。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

3回にも1点を追加し、援護をもらった末吉は4回、1アウト1塁で打席には2回にタイムリーを打たれたイ・ヒュソン。フルカウントからの8球目、ダブルプレーでピンチを脱します。末吉は4回4安打2失点。70球を投じマウンドを降ります。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

5回からマウンドに上がったのは世代No.1ピッチャー健大高崎の石垣元気。精度の高いストレートと変化球で3イニング1安打無失点4奪三振の好投で韓国打線を抑え、4-2で日本が制しました。

日本代表(沖縄尚学)末吉 良丞 選手「応援されていることに」「感謝の気持ちでマウンドにあがった」「2連勝しチームとして勢いに乗れている」「これから先も応援よろしくお願いします」

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

開幕2連勝を飾った日本代表。きのうはキューバと対戦しました。

3回、日本は3番・横浜の為永がヒットで出塁すると、続く4番・阿部、ピッチャー前にボテボテのあたりでしたが、キューバの守備が乱れます。その間、為永が一気にホームへ!先制します。さらにノーアウト3塁で5番奥村、横浜高校の3人でこの回2点を先制します。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

この日の先発を任せられた、健大高崎の下重が4回までにヒット2本・無失点の好投を見せます。5回に1点を追加した日本は、そのウラから、去年の夏の甲子園優勝投手、西村一毅がマウンドへ、持ち味のチェンジアップやスライダーで空振りを誘い5回・6回と3人で抑えます。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉

最後は、横浜・奥村が締めた日本、キューバを相手に無失点で勝利し、無傷の3連勝です。

開幕3連勝の日本、きょうは南アフリカとの試合が先程始まりました。こちらが現在の順位表です。

A・B、各グループの上位3チームがスーパーラウンドに進み優勝を争います。グループAの日本は現在1位。あすはプエルトリコと対戦です。

U-18野球ワールドカップ 沖尚・末吉