著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

琉球大学・医学部に地域医療に従事する医師を育てようと設置された「地域枠」で入学した学生が県庁を訪れ決意を述べました。

琉球大学の「地域枠」は、本島北部や離島など地域医療の新たな担い手を育成しようと2009年度から始まった制度です。

この枠で入学した学生は県の奨学金を受け、卒業後は医療の確保が困難な離島や北部地域で一定期間、医師として勤務することで返還が免除されます。

8月18日、県庁には新入生16人が訪れ、抱負を語りました。

琉球大学医学部1年生内間光姫さん「久米島で生活する中で、診療科の専門医の不足や医療資源の不足によって島民が十分な医療サービスを受けられない現実を目の当たりにしてきました」「将来は地域に貢献できるような医師へと成長していきたいと考えています」

琉大医学部の地域枠にはこれまで253人が入学していて、卒業した36人は県が指定する医療機関で医師として働いているということです。