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子どもたちが医療現場の仕事の面白さや大切さを体感できるイベントが沖縄市の病院で開かれました。
このイベントは医療の仕事について子どもたちに関心を持ってもらおうと、中頭病院が開いたもので、今回で3回目になります。
会場では、手術やけがなどで開いた傷口を閉じる模擬縫合が行われ、子どもたちは実際の医療用の針や道具を使い、皮膚に見立てたスポンジに糸を縫い付けていました。
また、粉末のジュースを薬に見立て計量器で量り水薬を作ったり、錠剤をすり鉢で粉末にし薬包紙に包む作業など、薬剤師の仕事を体験しました。
参加者のひとりは「私も錠剤飲むのが得意じゃないので粉にする作業が本当に大変だけど飲みやすくしているんだなと思っていい勉強になりました」と話しました。別の参加者は「(粉の)グラムを量る時むっちゃくちゃ大変だった。薬剤師とか研究者に(将来なりたい)」と話しました。
中頭病院の担当者は「医療の仕事は、やりがいがある。1人でも多くの子どもたちが、興味を持ってほしい」と話していました。