※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

あと2つ勝てばチーム初の「2冠」達成です!Bリーグ・チャンピオンシップセミファイナルで琉球ゴールデンキングスは、きのう、アウェーで三遠(さんえん)に競り勝ち4年連続でファイナル進出を決めました。

前の日、2回のオーバータイムの経て、勝利を手にしたキングス!勢いそのままにキングスファンも会場に乗り込みます。

浜松アリーナ ファン「きょうも負けないで、がんばりたいと思います」「次行きます!(横浜)アリーナ行きます」「けがせず1勝取って、横浜に行きましょう!」

キングスが三遠破り4年連続の決勝進出!!BリーグCSセミファイナル第3戦

そして、沖縄サントリーアリーナでは、ファイナル進出の瞬間を見届けようとパブリックビューイングが行われ多くのファンが詰めかけ声援を送りました。

第1戦でけがをしたアルマや足を手術した岸本が見つめるなか、始まった運命の第3戦!キングスは、開始直後に、脇真大(まき・まさひろ)がシュートを決めて先制。一方、チーム初のファイナル進出を狙う三遠(さんえん)も得意とする3ポイントを連続で決め流れを渡しません。

それでも、キングスは荒川颯(あらかわ・はやて13点目)、平良彰吾(たいら・しょうご27点目)が、3ポイントシュートを決めるなど第1クォーターを11点差リード(27-16)で終えます。

第2クォーターに入ると、ホームの三遠が躍動します!素早いパス回しからのスリーポイントシュートやゴール下からの得点を重ね、前半を「43-42」の1点差まで迫ると、第3クオーターは、キングスの強さでもあるインサイドを崩し、三遠が最大8点のリードを奪います。

3連戦で各選手に疲れが見えるなかクーリーが流れを変える全力ダッシュからのブロック!ヴィック・ローの3ポイントシュートや脇(わき)のフリースローで同点に追い付きます。

そして迎えた、最終クォーター。死力を尽くした両チーム。

キングスが三遠破り4年連続の決勝進出!!BリーグCSセミファイナル第3戦

試合を決定づけたのはヴィック・ロー!ブロックされながらも3ポイント(68点目)。さらに連続でもう1本!三遠を突き放しました。キングスは、77対69で三遠を下し、4年連続で決勝進出を決めました。

浜松アリーナ ファン「クライマックス、接戦の試合だったので冷や冷やしながらも必ず勝ってくれると思っていたので」「今年は西地区、天皇杯を勝って来たので最後は優勝で締めくくって頂きたいと思います」

浜松アリーナ ファン「すごい興奮しました。今日富士急に行く予定だったんですけどキャンセルをして来たかいがありました」「4度目のファイナル!昨年のリベンジお願いします」

浜松アリーナ ファン「最高でした」「熱いです」「感動です」「みんな疲れているのに必死に走ってディフェンスして、そしてオフェンスで決めるところは決めて、かっこよかったです」「絶対横浜アリーナも見に行くんのでがんばって下さい」「Go!Go!キングス」

キングスが三遠破り4年連続の決勝進出!!BリーグCSセミファイナル第3戦

桶谷HC会見「3戦とも死闘で3試合とも、どちらが勝ってもおかしくないようなゲームで、その中でもフィジカルも足も、みんなで動かしてよく最後まで戦ってくれたと思います」「出たメンバー含めてベンチのメンバーもみんな最後まで一丸となっていい試合だと思います」

キングスは、アウェーのプレッシャーに打ち勝ち、4年連続でチャンピオンシップ・ファイナルにコマを進めました。相手は、今シーズン・東(ひがし)地区優勝の宇都宮ブレックスで、今シーズンの対戦成績は、1勝1敗の五分です。

ただ、チャンピオンシップでは4年前に対戦していて、その時はキングス2連敗を喫しています。キングスは2年ぶりの日本一奪還と天皇杯の2冠がかかります。決勝は24日から横浜アリーナで行われます。