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今シーズンの日本一を決める、チャッピョンシップが9日から開幕!天皇杯との2冠を狙うキングスは、ホームの大声援を背に、同じ地区のライバル「島根」と対戦しました。

2年ぶりの日本一奪還へ!沖縄サントリーアリーナには、キングスの勝利を願う多くのファンの熱気に包まれました。
女性ファン「いつも通り頑張って勝つと思います!」
男性ファン「もちろん勝ちます!」
女性ファン「3ポイントシュートとか見たいです」
クォーターファイナルの相手は、キングスと同じ西地区・2位の島根スサノオマジック。リーグ戦では、1勝3敗と負け越している相手です。
一方キングスは、けがで出場できないチームの柱、岸本隆一(きしもと・りゅういち)が試合会場に姿を見せると大きな歓声が上がります。「存在自体が力になる」とメンバーが語る岸本がみんなを鼓舞します。

そして始まったクォータファイナル・第1戦。試合開始早々、小野寺祥太(おのでら・しょうた)が、相手のボールを奪うとクーリーにパス、先制点をあげ、攻撃のリズムを作ると、その後も小野寺は3Pシュートをたて続けに決めますが、島根の県出身でキングスにも所属した津山が3Pシュート、さらに、鮮やかなドライブでシュートを決め第1Qだけで11得点を挙げる活躍でキングスを苦しめます。
一進一退が続くプレーに桶谷ヘッドコーチの檄も飛びます。
クーリーがゴール下で得点をあげるも、キングスは、前半38対41と相手に3点リードを許します。
絶対に負けられないキングスは、後半に入ると、選手が躍動します!まずは、ヴィックロー、次に小野寺、そして、カークが一気に得点を奪います。
さらに平良彰吾(たいら・しょうご)が、2連続の3Pシュートを決めるなど、この日13得点の活躍をみせるキングスは第1戦を、79対71で勝利。第2戦に弾みをつけました。

そして、勝てばセミファイナル進出が決まる第2戦。
まずは、脇真大(わき・まさひろ)が苦しい体勢からゴールを決めると、カークの外したシュートをローが押し込みます。
伊藤も素早いドライブで切り込み得点を重ねて、誰でも得点できるキングスの持ち味で見せながら試合を進めますが、負けられない島根も意地を見せ、前半は、キングスが46対45と1点リードで終えます。
しかし、日本一奪還をめざすキングス!後半に入ると相手を圧倒します。
第3Qに入ると、アルマの3P、そしてクリーが得点を決め、点差を広げると、持ち前のディフェンス力で島根の攻撃を封印!相手に5得点しか許しません!
そしてとどめに、ロー。この日、26得点をあげるなど、キングスが88対70と連勝で、セミファイナルに進出を決めました。
桶谷HC「いや~。シビレますね。最高ですね。皆さんの応援が僕たちをどこまでも突き上げてくれるのでぜひ、セミファイナルも精一杯応援して欲しいなと思います」

岸本選手「僕にできることを最大限サポートして行きたいと思いますし、思いをしっかり形にできるように、とにかく楽しんでいけたらいいなと思います」
リーグ戦では、負け越していた「島根」を圧倒したキングス。短期決戦だけに、チームに勢いづける形になりました。
さて、セミファイナルですが、今週の土曜日から中(なか)地区・優勝の三遠(さんえん)ネオフェニックスと対戦します。
対戦相手の三遠(さんえん)は、県出身で元キングスの山内 盛久(やまうち・もりひさ)が所属し、攻撃力も優れたチームです。
キングスと三遠の今シーズンの成績はリーグ戦では「1勝1敗」ですが、天皇杯・準決勝では、キングスが勝っています。
キングスは、三遠(さんえん)でのアウェイ戦に臨むことになりますが、「絶対に負けられない闘い」が続きます。
2年ぶりの日本一奪還へみんなで応援しましょう!