夏の甲子園は連日熱戦が続いています。大会を彩っているのがその年ごとに決まるキャッチフレーズです。今年は沖縄で生まれた言葉が勝利を誓う球児たちを後押ししています。
この夏も、応援したい君がいる。さぁ行こう、僕らの夢へ ここにかける、ここから始まる。
毎年、全国の球児たちの背中を押す大会のキャッチフレーズ。

今年は「心をひとつに 夢の先まで!」応募総数7460点の中から選ばれた今年のキャッチフレーズを考えたのは、当時、北山高校3年生だった名渡山乃愛(などやま・のあ)さん!
北山高校3年(当時)名渡山乃愛さん「みんなで協力して心をひとつにして、練習のつらいこともあるが、それらも活力に変えて甲子園、それぞれ頑張ってほしい」
高校を卒業し、今は長崎県の大学に通っています。

名渡山乃愛さん「英語専修で英語と第2外国語で韓国語を学んでいる」「小学生の頃に海外のドラマを見て、アメリカでの生活とかにあこがれて興味を持っていた」「それを自分が好きな音楽・ドラマにつなげたいと思い」「通訳や翻訳の仕事を目指そうと思い英語を勉強している」
自分の「夢」そして「夢の先」に向かって大学生活を送っている名渡山さん。夏の甲子園が開幕するこの日、キャッチフレーズの発案者として阪神甲子園球場に招かれました。
名渡山乃愛さん「選手と応援に来ているみなさんの熱量で盛り上がりが感じられて良い大会だなと改めて思った」
初めて甲子園を訪れた名渡山さん。バックスクリーンに映し出されたのは!

名渡山乃愛さん「大きいスクリーンに自分が考えたキャッチフレーズが映ると想像していなかったのでうれしい気持ちと不思議な気持ち」ここに足を運んで試合をするみなさんは優勝を目標に頑張ると思うが、優勝がゴールではなく、もっとその先まで行くぞという熱量を持って頑張ってほしいという思いを込めて『心をひとつに夢の先まで』というキャッチフレーズにした」「今まで練習してきたものをすべて出し切る気持ちで1回1回の試合を大切に全力で頑張ってほしい」

地域の代表として甲子園で躍動する選手たち、それぞれが描く「夢」の「先」を目指す戦いが続きます!
今年は沖縄生まれのキャッチフレーズが夏の甲子園を盛り上げます。そして県代表・沖縄尚学は14日(木)に2回戦に挑む予定です。
番組では2回戦の前日に対戦相手の徳島代表・鳴門高校のチーム分析に加えて調整を行う沖尚の様子を選手の意気込みとともにお伝えします。ぜひごらん下さい!
