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県が実施したしまくとぅばの「県民意識調査」で「親しみがある」と答えた人が大幅に増加していることが分かりました。一方で、実際に使って話をする機会が減っているという課題が浮き彫りになりました。

「しまくとぅば」の普及継承を重要施策に掲げている県は、しまくとぅばが消滅しないよう普及と継承に繋げていくため2013年度から県民意識の実態を把握するアンケートを毎年実施しています。

2020年度の調査結果ではしまくとぅばに「親しみを持っている」もしくは「どちらかといえば親しみを持っている」と答えた人の割合はあわせて84.8%で前回の調査より8ポイント近く上昇し調査開始以来最も高くなりました。

また県民は、しまくとぅばに対して「面白い」「明るい」「身近に感じる」「誇らしい」という印象を持っていることも分かりました。その一方で、しまくとぅばを使う頻度は最も減っていてあいさつ程度以上に使っていると答えた人は43.2%で前回から13ポイントほど下回る結果となりました。

これからの結果を踏まえ県はこれまで行っている県の普及継承事業の内容を工夫する必要があるとしています。

しまくとぅば県民意識調査「親しみがある」が過去最高