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辺野古の埋め立て承認撤回をめぐり、高裁で敗訴したことを受け、県は最高裁に上告する方針を決めました。

この裁判は辺野古新基地建設に絡む埋め立て承認撤回を国交省が取り消したのは違法だとして、県が国を相手に起こしたものです。しかし、23日の高裁では「県の訴えは不適法だ」として、県側敗訴の判決が言い渡されていました。

県は対応を協議していましたが、30日の上告期限を前に、最高裁で再び争う方針を固めました。

一方、玉城知事は28日那覇市内で就任1周年のパーティーにのぞみ、辺野古新基地建設阻止に向けて、あらゆる手段を尽くすと改めて強調しました。玉城知事は「辺野古の問題も当然です、そのこともぶれずにあらゆる手段を尽くして県民の思いにこたえていけるよう、取り組んでまいります」と話しました。

また知事は、支援者へのあいさつで野党から追及されている会食問題について「私の軽率な行動から多くの方々に、ご心配をおかけしました。そのこともしっかり猛省をして、公務に信頼を欠かせることのないように、さらに気を引き締めて取り組んでいきたい」と話していました。そのうえで知事は「私を支える仲間を一人でも多く増やしていただきたい」と述べ、2020年の県議選への協力を求めました。

辺野古辺野古めぐる裁判 県が上告固める