経済に関するニュースをお伝えするビジネスキャッチーです。今月は〝健康が会社を支える〟をテーマに企業が行っている様々な取り組みを紹介しています。働き手にやりがいを持って仕事をしてもらおうと今、職場環境の改善に取り組む企業が増えています。
アクサ生命の健康習慣アンケート(2024年)約7700社の23万人
アクサ生命が行った健康習慣アンケートで〝働く目的〟を聞いたところ『生計のために仕事をしている』と回答したのが全体の65%『自らの能力を高めたい・極めたい』が18%という結果でした。
実はこの設問はアメリカの心理学者・マズローが提唱した欲求段階説に基づいて作られています。人はこのような欲求を満たすことで成長を実感するという考え方です。
三菱総合研究所(厚労省の事業)全国の1万社を調査(複数回答)
また、三菱総合研究所が全国約1万社の企業に行った調査では〝働きがい向上による職場の変化〟として「従業員の定着率」が32.7%次いで「チームワークの強化」が31.8%となっています。
今週は100年企業を目指す県内企業に〝働きがい〟について聞いています。
興南施設管理株式会社
24時間365日。人々の暮らしを支える設備管理。当たり前の日常は私たちに見えないところで働く人たちに支えられています。
企業にとっての働きがいとは? 興南施設管理 取締役常務屋良一寿さん「働くとは社長が動けば社員は変わる」「社員は家族と昔から言っていて家族のように声もかけてくれる」「(育児休暇は)取りやすい雰囲気」「有休消化率が85%を超えた」
4月に入社した新入社員にも聞いてみると。
Q.長嶺さんにとっての働きがいとは?新入社員長嶺和輝さん「未経験だったので工具の使い方も名前もあやふやだった」「しっかり名前から使い方から教えてもらって」「世の中のためになりたくて来たので」「緊急時に対応できる立派な先輩みたいな技術者になれたら」
暮らしを支えるインフラには欠かすことができない現場があります。一人ひとりが考え、学び、仲間と支え合う。その積み重ねがよりよい仕事を生み出し誇りになっています。
隆盛コンサルタント
地域の水道を支える建設コンサルタント。私たちの暮らしを支える社会インフラは技術者の仕事によって形作られています。
Q.玉城さんにとって働きがいとは? 隆盛コンサルタント第一課長 玉城弘康さん「働きがいとは公私両立で成長を実感できること」「去年できなかったことが業務経験を積むことで」「毎年できるようになっていく」「一つずつ増えていき成長を感じるところ」「社員みんなが研修・講習を受けることで」「日々の業務に活かせている」
沖縄の未来は社会インフラを支える技術者によって守られています。それぞれが技術を磨き、挑戦し続けること。その成長が新たな価値を生み出し地域の未来を築いていきます。
日琉
毎日、当たり前のように店頭に並ぶ食品。その当たり前を支えているのが日琉です。
日琉 スーパー事業部森根光さん「自分で発注した商品が売れたり自分で作った売り場から」「物が売れたりするとやってよかったと思う」「自分の仕事が誰かの役に立っている」
その実感が仕事への日々の責任感と誇りを育てています。
Q.仕事をするうえでの働きがいは?日琉 取締役総務部長引地直人さん「理解者の存在と成長この2つになる」「人は誰でも承認欲求がある」「頑張りを認めてくれる存在がいるかどうか」「それで仕事に対するモチベーションが大きく変わる」
一人ひとりの働きがいが生産性を高め地域の食を支える力へ。日琉は人を育てることで未来を築いています。
西自動車商会
移動手段として暮らしに欠かせない車。車両の点検や整備だけでなく顧客への情報提供も重要です。社員たちの「働きがい」は顧客にサービスを届けるころから生まれます。
企業にとっての働きがいとは?西自動車商会 経営管理室主任 髙田麻紀さん「人の役に立ちながら自分も成長していける」「地域情報や車情報を」「SNSで発信している」「お客様の役に立てているかなと感じる」
命を預かる車を扱うからこそ求められているのは「確かな技術と責任感」です。一人ひとりが学び、成長。その力を発揮できる職場づくり。仕事への働きがいは地域から信頼される企業につながっています。
企業が100年続くために必要なのは売り上げや利益だけではありません。取材した企業の「働きがい」はまとめるとこんなところにあるのではないでしょうか?
〝それぞれが自ら成長しようと思える職場であること〟
一人ひとりがその思いで職場に向かいそれを積み重ねることで生産性が高まり企業の成長につながるといえそうです。
