※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

基地建設が進む辺野古・大浦湾一帯をアメリカの環境NGOが貴重な海域に登録し、保護を呼びかけました。

10月29日に日本自然保護協会などが県庁記者クラブで会見を開きました。

アメリカの環境NGOミッション・ブルーは世界的に重要な海を「HOPE SPOT」として110か所以上を登録しています。国内の海域が登録されるのは初めてで、辺野古・大浦湾一帯が選ばれた理由としては、貴重なアオサンゴの北限の生息地であること、多くの海洋生物が生息していることなどがあげられています。

ミッションブルーの創設者で海洋学者のシルビア・アール博士はコメントを発表し、辺野古・大浦湾一帯の保護を呼びかけています。映像でシルビア・アール博士は「今は二度とないチャンスです。この自然は一度壊したら元に戻すことが不可能ですから、壊されないように声をあげましょう」と話しました。

また、この登録を受け、日本環境保護協会などは県に対し、辺野古・大浦湾に生息するアオサンゴの群集を天然記念物に指定して保護するよう求めたということです。

辺野古・大浦湾一帯を「HOPE SPOT」に認定