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ひるぎ染めの魅力 藤﨑紅型工房展

マングローブを使った『ひるぎ染め』の魅力あふれる作品の展示会が30日から名護市で開かれています。

展示会は、名護市に紅型工房を構える藤﨑眞さんが開いたもので、マングローブの樹皮を染料とする『ひるぎ染め』の作品着物を中心に帯、財布などの小物と45点が展示されています。

紅型の伝統的な技法はそのままに、やんばるの自然や身近な植物が描かれていて、何より、豊かな自然のなかにいるような天然の素材ならではの深みのある優しい色合いが魅力です。染料として使用したマングローブは地元の大浦川の整備工事の際に伐採されたものを利用していて、藤﨑さんは地域の自然を多くの人に感じてほしいと話しています。

この展示会は4月1日まで名護博物館で開催されています。