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出発の関西空港でインタビューに答えた翁長司さんは「全国の皆さんから支援をいただいてきょう旅立つことができることを本当に嬉しく思っています本当に皆さんに感謝しています」と話していました。

重い心臓病のため、海外での移植手術が必要な翁長のあちゃんが、1月19日、両親と一緒にアメリカへと渡りました。

今後は、ドナーを待ち、移植に備えることになります。翁長司さんは「のあに沖縄の青い空、青い海(を見せてあげたい)そこで家族で砂浜を散歩するのが僕らの夢なので、その日を僕らも心待ちにしています。」と話していました。

19日、午前9時過ぎ関西空港に駐機しているチャーター機の横に車両が到着すると、母、涼子さんに抱き抱えられたのあちゃんが姿を見せました。

翁長司さんは「(支援者に)何が恩返しできるかと言ったら、この子が移植して元気になったよという姿を見せることが一番の恩返しじゃないかなと思っています」と話しました。

のあちゃんを乗せた医療用のジェット機は、午前10時に離陸。アメリカニューヨークへと向かいました。

「のあちゃんを救う会」では、今後、のあちゃんは、コロンビア大学病院に入院し、1週間の検査入院を経て、1カ月から3ヶ月ほどで移植手術が受けられるのではないかと話していました。