Qプラスリポートです。きのう、超小型EV、電気自動車で観光地での魅力を堪能してもらう、国内初の実証実験が今帰仁村と、本部町で始まりました。久田記者のリポートです。

本部町のホテルなどに30台が一斉に導入された、超小型EV。TOYOTAが開発した車両には、タブレット端末を搭載し、地元の観光協会が提供する情報をもとに地域を案内できるようになっています。

車体説明の担当者「1回の満充電で約50キロが航続距離になっています」

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短い航続距離と、1人乗りというコンパクト設計は、移動手段としては、どこか心細く感じてしまいます。ですがこの実証実験は、そこで発想を転換しています。

今帰仁村観光協会新城正巳会長挨拶「実証実験は、電気自動車のレンタカー事業ではありません、交通手段というよりも、新たなアクティビティの提案だと考えております」

超小型EVは、いわば遊びの延長。エアコンもステレオもない、開放感も、利用者にとってはかえって新鮮。そんな乗車体験そのものの魅力をPRしようというわけです。そして。

久田リポ「ご覧のようにですね、集落の中の細い道でも、かなりスムーズに通行できるんですよね」

久田下車して感想「30分ほどのドライブだったんですけども、車体が小さいということがあって、集落の中、並木道とかですね、本部町のならではの風景とか、そういったところまで入り込んで、低い目線で観光を楽しめる、そういった魅力がある乗り物だなと思いました」

この超小型EVの持つ可能性に、本部町と今帰仁村の観光協会は大きな期待を寄せています。

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本部町観光協会嘉数剛事務局長「地域の人たちが安心して、この人は観光客だ、と話しかけられる。地域にも回ってもらって特産品もいろいろみてもらえるという」今帰仁村観光協会又吉演事務局長ON「大型バスを誘致するというよりは、1人乗りのEVカーでファンを増やしていく、というような方向を考えていると」

これまで海洋博公園に立ち寄るだけだった人たちに、より深く地域に入って来てもらい、本部・今帰仁のファンを増やしたい。1泊、1食でも多く、滞在してもらえるような、新たな観光モデルになるのか、夢が膨らみます。

様々な観光地でのアクティビティ=「遊び」があるのは観光客にとっては、魅力ですし、実証実験が成功すれば、離島などにも広がる可能性があるということで、結果が楽しみですねよね。

電気自動車で、環境にも優しい観光はこれからの重要なポイントになりますよね。