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地中から大量のドラム缶が見つかりダイオキシン汚染が発覚した沖縄市のサッカー場で新たに2本のドラム缶が発見されました。

沖縄防衛局によりますと2月6日と9日、サッカー場の地中から新たに2本のドラム缶が見つかりました。ドラム缶にはいずれも文字などの記載はなかったということです。

沖縄市のサッカー場では2013年6月以降、ベトナム戦争当時枯れ葉剤を作っていた化学メーカーの社名などが書かれたものなど今回を含め85本のドラム缶が見つかっています。

防衛局は10日これらのドラム缶についてダイオキシン類が付着しているものや、DDT類が付着したもの、汚泥と廃油が混合したものなど3つに分類した上で処分する計画を示しました。

また環境基準の28倍から150倍ものダイオキシン汚染が発覚したドラム缶周辺のたまり水については周辺の環境に影響を及ぼす量の放出はないと判断したとしてたまり水だけを処分する方針を明らかにしています。