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うるま市の石油備蓄基地で原油が流出した事故で施設を管理する沖縄ターミナルが今後、住民に健康診断を実施する方針を明らかにしました。

26日の説明会にはうるま市・浜比嘉島の比嘉区の住民およそ20人が参加しました。沖縄ターミナルは、施設周辺の住宅地で環境基準値を超える有害物質・ベンゼンが検出されたことについて「健康に直ちに影響を及ぼすものではない」と説明しました。

しかし、周辺住民から健康被害への不安の声が相次いでいることを受け、特定化学物質を取り扱う労働者に対して行われている健康診断を、今後、住民に対して実施する方針を明らかにしました。

原油の抜き取り作業が行われているタンクにはあと9000キロリットル以上、残っていて、作業は12月上旬まで続くとみられています。