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オスプレイ配備に向けて日米両政府が最終調整に入っています。岩国基地での組み立て、試験飛行に向けて、森本防衛大臣は自ら要請に乗り出す考えを示しました。

森本防衛大臣は政府の要請に対し、回答を保留している山口県の二井知事らを説得するため、必要であれば山口県を訪れる意向を示しました。

森本防衛大臣は「必要だと判断すれば、私が現地に行って改めてお話し申し上げることはありうるべきこと」と話します。

また、玄葉外務大臣も「岩国の皆様に丁寧に説明しながら理解を得ていかなければならない」と岩国での試験飛行に理解を求める考えを強調しました。

一方、アメリカ政府は、普天間基地でオスプレイに搭載されているロールスロイス社製エンジンのメインテナンス作業を請け負う業者の公募をホームページ上で始めています。発注元はアメリカ海軍省で、締め切りは6月13日とされています。同じサイトでは、2011年に普天間基地で使用するオスプレイの操縦訓練装置の公募も行われていました。

県民の配備反対の声が続く中、7月に迫ったオスプレイの運搬、配備に向けて、両政府の準備が着々と進められています。