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bjリーグはいよいよクライマックス、王座奪還をめざす琉球キングスが今季もやってくれました。西地区4位の滋賀レイクスターズとのプレーオフ準決勝を制し、4季連続ファイナルズ出場を決めました。

桶谷ヘッドコーチ「猛獣じゃないけど」「異端児じゃないけど、あういうのがプレーオフで活躍すると思ったんで」

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異端児「並里 成」猛獣「ディリオン・スニード」プレーオフ第一戦は、この2人が魅せてくれました。前半キングスは、1番岡田らリーグトップの3ポイント成功率を誇る滋賀のアウトサイドシュートに苦しむ展開。

一方、3ポイントが絶不調のキングス3P成功率はわずか8.7% 。。しかし、アウトがだめならインサイドで、2点ビハインドでむかえた後半。身長202センチ、体重126キロの巨漢:スニードが滋賀のディフェンスをこじ開けます。

次はファンタジスタ並里のプレー。ドライブからフェイドアウェイ、ファールを誘ってフリースローをしっかり決めると、滋賀ボールをパスカットして速攻を演出。(65点目)こちらは瞬きせずにご覧ください。並里の巧みなパス回しは滋賀ディフェンスを翻弄!キングス波に乗ります。

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10点差で先勝したキングス(71対61)いよいよ迎えた第2戦は今季の沖縄ホームゲーム最終戦。それは来季NBA挑戦を表明する並里にとってキングスユニフォームで沖縄のコートに立つラストゲームを意味していました。

並里「強い気持ちを持とうと思って」「まずは勝つこと、そしてブースターの皆さんの声援を感じながら」

しかし、負けられないのは滋賀も同じ第1Qはその気迫におされます。ここで桶谷ヘッドコーチが選手を鼓舞!「とりあえずきれいなバスケはいいからリバウンドをもぎ取れ、ハッスルしろ、プレッシャーかけろって」ヘッドコーチが求めるゴールでの執念選手達が体現します。

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試合は互いに意地のぶつかりあい!ヒートアップする場面も… キングスコール ベストブースター賞に選ばれたキングスコールチームを支える!最終第4Q見せてくれたのはやはりこの男でした。流れを変える2連続シュートそして… 71点目!並里「あれは気持ちよかったです、(声援を)ずっと感じたかったし」「(キングスブースターが)日本一ですね」

このプレーでキングスの勝利が決定的となりました。74対66、4季連続ファイナルへの出場を決めたキングス。そして滋賀は2年連続ここ沖縄で夢を絶たれ涙。滋賀の思いも胸に有明に乗り込みます。

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外国人ブースター「アメリカでも日本でもキングス一番最高のチーム、見たことないね、ずっとスポーツファンだけどこんな感じのチームは見たことない、最高(涙)」男の子「やっぱり終盤での並里とマックいいプレー」「やっぱしこの2年優勝から遠のいているので今年こそ優勝(してほしい)」

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並里「まず負けることは考えてなかったです、1戦1戦目の前の試合を勝つことだけ集中してました」「優勝しか見えてないです」

3季ぶりの王座奪還を目指す琉球キングスはいよいよ次の土日19・20日に東京・有明でのファイナルズの舞台に挑みます。私も現地に取材に行ってきます。ファイナルズの模様は来週月曜日にお伝えしますのでどうぞお楽しみに。

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