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雇用情勢が悪化する中、10日午前、新規学卒者の求人の確保を求めて、県や沖縄労働局が県内の経済団体に要請しました。要請を行ったのは仲井真知事や沖縄労働局の森川局長、それに沖縄工業高校の生徒ら6人です。

要請団は、雇用情勢が厳しさを増す中、企業に対して早めに採用計画を立てることや、採用枠の拡大を要請。この中で、沖縄工業高校3年の仲村和浩さんは、「採用枠の拡大、早期の求人をよろしくお願いします」と訴えました。

これに対して、県経営者協会の知念会長は、「観光客も減少が続くなど県内の経済環境は大変厳しいが、雇用情勢が少しでも改善するよう努力したい」と答えました。