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原油の高騰が会社再建中の有村産業にも影響を与え、宮古・八重山の離島航路の維持が困難な状況に直面しています。

現在、宮古と八重山の生活物資を運ぶ海運会社は琉球海運と有村産業の2社で、有村産業は石垣と台湾とも結んでいて、精密機器の輸送など、台湾との交易には欠かせない航路です。

会社再建中の有村産業はこのところの燃料費の高騰で、今の更生計画が進まず、債権の支払いを延ばす新たな案を出したところ、大口債権者が反対。

このため海員組合は会社が存続できなければ離島住民の経済や乗組員の生活の安定が図れなくなるとして、大口債権者の理解を求めています。