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基地問題を抱える沖縄から、原発問題を考えるシンポジウムが開催されることになり24日、会見を開いた主催者は、多くの県民の参加を呼びかけました。

このシンポジウムは放射能治療の専門家と太田昌秀元県知事を講師として招き、未だ基地被害を受け続ける沖縄から原発問題を考えようと企画されました。

会見で、主催者の竹野内真理さんは沖縄の基地問題と原発の問題は政府の方針によって被害を受け続けるという構造が共通していると指摘。

「基地問題を抱える沖縄にこそ原発の問題に関心を持ってもらいたい」と述べました。また、被災地から遠く離れた沖縄でも、流通している食べ物によって内部被爆の可能性があるとして。

シンポジウムを通して情報交換をしたいと多くの参加を呼びかけました。竹野内さんは会見で「被爆の恐ろしさというのは逆に沖縄の方たちはよくわかっていらっしゃらないと」「情報を交換しあって、お互いが抱えている物事の真実を、より広く共有できないか」と話していました。

このシンポジウムは今月30日に、那覇市で開かれる予定です。