母親と幼いこどもたちが壮絶な沖縄戦をどう過ごしたのかを考える企画展が糸満市の平和記念資料館で始まりました。 亡くなった母親の遺体にすがり、お乳を吸う赤ちゃんの姿。こちらの絵は、ある男性が逃げる途中で目…
沖縄戦の聞き取り活動を続けている広島県の大学生が、証言をまとめたDVDを制作し、県に贈呈しました 会見で広島経済大学の学生は「誰かに伝えないといけないなって思ってそれで僕の中で聞いただけで終わらせちゃ…
さて今年は、戦後73年の年、時が経っても、今も沖縄戦の記憶に苦しむ人々がいます。ある精神科医の活動で、沖縄戦による心的外傷後ストレス障害、戦争PTSDと名づけられ広く認識されるようになりました。 先日…
厚生労働省は、沖縄戦で犠牲になり身元が分からない戦没者遺骨のDNA鑑定の対象を民間人まで広げ、28日以降、県などで、希望者の受け付けを始めます。 沖縄戦戦没者遺骨のDNA鑑定は、沖縄戦での旧日本軍の記…
沖縄戦から72年。家族の元へ遺骨を戻してほしいと遺族らが訴えました。 7月12日、遺族らが国へ、戦没者遺骨のDNA鑑定を要請しました。要請したのは沖縄戦の遺族やガマフヤーの具志堅隆松さんら15人です。…
先月、ある本の刊行記念イベントに多くの人が詰めかけました。人々が手に取るのは「沖縄県史(各論編6)沖縄戦」。沖縄戦の研究書として、県が43年ぶりに刊行したことで注目されています。 来場者「本当に今まで…
平和への願いを後世に伝えようと、那覇市の教会で、沖縄戦で傷ついた十字架が復元され、5月21日、お披露目されました。 これは、那覇市の首里教会が創立100周年を記念し、旧教会堂の復元に合わせて、沖縄戦の…
沖縄で戦死した兵士が、家族に送った絵手紙の展示会が那覇市の歴史博物館で28日から始まりました。 この企画展は、福岡県出身で沖縄戦で亡くなった伊藤半次陸軍兵が家族に送った絵手紙を通して沖縄戦を知ってもら…
悲惨な沖縄戦多くの友人が犠牲になったひめゆり学徒隊の歴史を世界に発信しようと、4月7日、ひめゆり平和祈念資料館の職員らが平和交流の旅に出発しました。 出発式で島袋淑子館長は「平和がどんなに大事かという…
貴重な沖縄戦の歴史資料に光があたります。 沖縄戦の戦闘時の様子などを記した当時のアメリカ軍の文書が、3月30日、南風原町の県公文書館で報道陣に公開されました。「極秘」と記された報告書。1945年6月、…
沖縄戦で亡くなった人の遺骨の多くが未だ土の中に眠ったままです。3年前、浦添市で遺骨で発見された日本兵の遺族が家族の最期の場所を訪ねました。 空港に到着したのは東京に住む田端一夫さんと栄子さん夫婦。迎え…
Qプラスリポートです。世界のウチナーンチュ大会の賑わいのかげで静かに対面を果たした人たちがいました。ブラジルから里帰りした学徒の家族とその親友です。89歳になった同級生は、異国に暮らす家族に何を伝えた…