修学旅行で来ている東京の小学生たちが、糸満市にある「ずいせんの塔」をまわるなど沖縄戦について理解を深めています。 東京都にある和光鶴川小学校では、25年前から毎年修学旅行で沖縄を訪れていて、語り部に話…
ひっそりとたたずむ小さな劇場が、反戦・平和への思いを次世代にどうつなげていくべきか、試行錯誤を続けています。けして簡単ではない課題に向き合い続けている「ひめゆりピースホール」。 劇場の名前に、なぜ「ひ…
沖縄戦に動員され若くして戦争の犠牲となった学徒らをまつる慰霊の塔も鎮魂の祈りに包まれました。 沖縄戦で看護要員として動員され、犠牲となった県立第二高等女学校の関係者などをまつっている「白梅之塔」。20…
きょうは平和を祈る慰霊の日でした。番組のエンディングでは、写真家の比嘉豊光さんが長年撮影してきた「しまくとぅばで語る戦世」の一部をご覧いただきます。 しまくとぅばに耳を傾け、沖縄戦を追体験します。きょ…
戦後75年が経ち、戦争体験者の言葉を直に聞くことが難しくなってきています。 戦争体験の風化と継承が社会的な問題となる中、悲惨な戦争の記憶を少しでも後世に残そうと、久米島町では初めて島の戦争をまとめ…
シリーズ「非戦の誓い」です。沖縄の歩みを記録し続けている写真家がいます。彼が沖縄をとり続ける覚悟とは。 先月、宜野湾市の佐喜真美術館で開かれた写真展、沖縄の縮図「伊江島の記録と記憶」。沖縄がアメリ…
戦後75年を迎えた今年。新型コロナの影響を受け、児童みんなで、語り部の話を聞くという従来の平和学習ができなくなった小学校がありました。それでも平和への思いを、次の世代へ伝えていくため、学校現場では…
シリーズ非戦の誓い。きょうは戦争の時代を生きた若者たちの言葉に耳を傾けます。わずか14歳から18歳で、鉄血勤王隊として戦場に駆り出された少年たちが遺書に綴った思いとは。 首里高校の前身、県立第一中…
キャスター:さて、こちら(タイムス6月21日付け1面)をご覧ください。「沖縄戦『伝わらず』6割」。戦後75年の「慰霊の日」を前に、沖縄タイムスと朝日新聞が沖縄戦体験者にアンケート調査を実施した結果…
県民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦から75年の「慰霊の日」です。県内は朝から平和への深い祈りに包まれています。 戦後、野ざらしになっていた遺骨を集め、供養した糸満市の魂魄の塔には、早朝から遺族ら…
戦後75年のことし、祖父や祖母の戦争体験を追体験しようと、ある挑戦が行われました。祖父母が避難したその道を子や孫の世代が再び歩きます。 夜明け前の午前3時半、待ち合わせをしたのは「本部を愛する有志の会…
75年前の沖縄戦で動員され、若くして命を奪われた学徒たちの追悼式が6月18日、行われました。 元全学徒の会・與座章健共同代表「戦争のない平和こそ私たちの究極の願いであり、あらゆる手段を尽くしてこの…
戦後75年の節目に、イギリス・ロンドンの人たちに沖縄戦の歴史などを知ってもらおうと、今月23日、オンライン講座が開かれることになりました。 講座では、県出身の音楽家、辺士名直子さんとアーティストのCo…
もうすぐ慰霊の日ですが、平和祈念資料館では戦争の悲惨さや平和の尊さを考える企画展が始まっています。 不安やしょうすいの色がにじむ少年たちの目。こちらはアメリカ軍の捕虜になった少年兵などの写真です。…
版画家、儀間比呂志さんが沖縄戦を描いた「戦がやってきた」の原画展が、浦添市美術館で開催されています。 手首をひもで縛られ、銃剣を突き付けられる人、そのそばには血を流し、横たわる人の姿も。そしてこち…