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クレジット会社の社員や警察官を装う人物のうその電話を信じた男子大学生が、現金590万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。

警察によりますと、2025年9月13日、本島中部に住む20代の男子大学生の携帯電話にクレジットカード会社の社員を装う人物から「カードが不正利用されている。これから警察から電話があるので対応してほしい」などと電話がありました。

その後、県外の警察官を装った男が、「お金を調査したい」などと伝え、学生をLINEのビデオ通話に誘導しました。話を信じた学生は、指定された口座に現金590万円を振り込んだということです。

学生の両親が、警察に相談をしたことで事件が発覚しました。

また、2025年9月16日、名護市在住の30代の男性が警察官を装った男のうその電話を信じ、現金54万円をだまし取られたということです。県警は、「警察が電話で金銭を要求することは絶対にない。不審な電話は必ず詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。