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宮古諸島で確認されるのは、今回が初めてです。アフリカやヨーロッパの南東部などに生息する渡り鳥が、羽を休めている様子が伊良部島で確認されました。15日、宮古島市伊良部島の水辺で羽を休めるモモイロペリカンの姿がありました。

モモイロペリカンは、アフリカやヨーロッパ南東部、アジア南西部などに生息する体長160センチほどの大型の鳥です。繁殖の時期になると体の色が、桃色になることから、鳥の名前の由来になっています。

通常、群れを成して行動するモモイロペリカンですが、今回確認されたのは、1羽だけです。名護市にある「ネオパークオキナワ」の担当者によりますと、園で飼育されている個体が脱走したことはなく、野生のモモイロペリカンが、途中で群れとはぐれ迷い込んだ可能性があると話していました。

沖縄本島では、まれに迷鳥として確認されているモモイロペリカンですが、宮古諸島で見られたのは、今回が初めてだということです。