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平和運動家として知られる阿波根昌鴻さんが生前、伊江島の戦跡や島の人たちの表情などを収めた写真展が6月から全国各地で開催されます。
アメリカ統治下の伊江島で土地の強制収用に非暴力で立ち向かった阿波根昌鴻さん。
その阿波根さんが、戦後の伊江島を撮影した写真展が6月から全国各地で開催されることになり、実行委員会のメンバーが玉城知事を訪れました。
石原昌家共同代表は「阿波根さんの写真には平和に対する強い思いが込められている。緊迫した日本の状況の中で沖縄の状況を訴えていく」と述べました。
写真展では、阿波根さんが1955年から1965年ごろにかけて撮影したおよそ3200点の中から、これまで未公開だった写真を含め350点が展示されます。
玉城知事は「戦後80年の今だからこそ、沖縄の先人たちが未来に何を繋ごうとしていたのか、県としても後押しをしたい」と述べました。
阿波根昌鴻写真展は、6月17日から那覇市民ギャラリーでスタートし、神奈川県や北海道、広島県などでも予定されています。