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アメリカ統治下の伊江島で土地の強制接収に非暴力で立ち向かった阿波根昌鴻さんが生前、島の人たちの表情などを撮影した写真展が浦添市で開かれています。

展示されている写真は、伊江島の土地闘争のリーダーとして知られる阿波根昌鴻さんが1950年代から1960年代にかけて島の人たちを撮影したものです。これまで公開されてきた闘いの写真や島の人たちの日常を切り取った写真、およそ500点が展示されています。

城山をバックにあどけない表情を見せる子どもたちや柔らかな表情を見せる家族写真からは、阿波根さんの平和に対する強い思いが垣間見えます。

島の宝写真展実行委員会・玉城睦子さんは「阿波根さんの伊江島の人たちに対する思い。やっぱり幸せであってほしいっていう思いがどの写真にも垣間見えるのかなと思いまして、そこを見ていただけたらいいと思います」と答えました。

この写真展は、2022年11月6日まで浦添市美術館で開かれています。