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経済に関するニュースをお伝えするビジネスキャッチーです。新年度が始まって2週間、新社会人のみなさんにとっては慣れないことばかりの「怒涛の日々」かもしれません。と同時に、そろそろ楽しみにしている「あの日」も近づいています。

初めての給料日です。

毎年、話題になる新入社員の初任給ですが、人材の獲得が年々厳しくなっていることを背景に金融業界では初任給を引き上げています。

今年の新入社員の特徴は? /ビジネスキャッチー

三井住友銀行の初任給「前年度、25万5000円」「今年度、30万円(+4万5000円)」

この春、約650人の新入社員が入社した三井住友銀行では、優秀な人材を確保しようと今年から4万5000円引き上げて30万円に。さらに1月には年功序列を廃止、新たな人事制度を適用して社内改革を進めています。

第一ライフグループ(旧第一生命)の初任給「前年度、33万5000円」「今年度、35万4000円」

そして今月から社名変更をした「第一ライフグループ(旧・第一生命)」には約830人が入社、初任給は前の年より約1万9000円高い35万4000円で、生保業界では最高水準です。

帝国データバンクの調べによりますと人手不足が続く中、よりよい人材を確保しようと7割近い企業が初任給を引き上げているといいます。企業の採用意識が高まる中で社会人としてデビューした今年度の新入社員、こんなタイプとされました。

2026年度の新入社員「世代をつなぐ大阪・関西万博タイプ」

今年の新入社員の特徴は? /ビジネスキャッチー

これは人事労務分野の情報機関・産労総合研究所が毎年発表している「新入社員のタイプ」です。それによりますと今年度の新入社員は生まれた時からインターネットやスマホがすぐそばにあり、生成AIも身近な年代。タイパ・コスパ・メンパを何より重視し、合理性や納得感も大切にする傾向が強いそうです。

未来社会を体験する場だった大阪・関西万博のように、先輩やAIとともに活躍してくれそうです。

そこで今年の新社会人を突撃取材、これがどのくらい自分たちに当てはまるのか?聞いてみました。果たしてその反応は?

「世代をつなぐ大阪・関西万博タイプ」と表現された今年度の新入社員。この日、報道制作フロアで社内研修を受けていたQABの新入社員3人を捕まえて見せてみると?

QABの新入社員「なるほど」「いろんな世代と話ができるということですか?」

今年の新入社員の特徴は? /ビジネスキャッチー

QABの新入社員 大城慧士郎「大学が関西だったので」「万博でいろんな国の人とか大学生から年配の方まで」「働いていたりしたので直観的にそんな感じかなと」

QABの新入社員 上地陽菜乃「関西万博に参加したことがないので」「ピンときていないけど」「こうなりたいという意味でミャクミャクみたいに」「みんなに愛されるキャラクターでやっていきたい」

QABの新入社員 中村月夢「世代をつなぐということで、社内のかけ橋になれるように」「3人で頑張っていきたい」

早速、自分たちの性格に当てはめて「納得感」を高めているようでした。ところで毎年発表されている「新入社員のタイプ」どんな目的で、なぜ発表しているのか発表元に聞いてみると。

産労総合研究所白ケ澤健一さん「大きな目的としては、世代間のギャップを埋めて」「組織の育成力を高めるために使ってもらいたい」「特有の価値観や行動傾向を誰もが分かるようなトレンド」「出来事に重ねることで共通の理解を生み出してもらいたい」

今年の新入社員の特徴は? /ビジネスキャッチー

実は新入社員とそれを受け入れる企業が、よりスムーズにコミュニケーションをとるために発表されていたのです。その歴史は古く、初めての発表は昭和48年・1973年のこと。前の年に日本に初めてパンダがやってきたことに当てはめて、この年の新入社員は「パンダ型」と表現されました。

特徴は「大人しく可愛いが人になつかず世話が大変」この表現にも昭和を感じます。時代とともにパンダからAIへと姿を変えた新入社員のタイプ、これからどのように変化するのでしょうか?

産労総合研究所白ケ澤健一さん「ジェネレーションギャップではないが」「理解できない部分がある中で」「企業としてはよりよい育成ができるし」「新入社員は仕事能力を発揮できるような環境を整える」「情報源のひとつとして使ってもらいたい」

新入社員とのよりよいコミュニケーションのために、ぜひ活用してみてください、ビジネスキャッチーでした。

新入社員のタイプ発表|産労総合研究所

今年の新入社員の特徴は? /ビジネスキャッチー