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中学生がイメージを膨らませて制作した「空想の出土品」の展示会が西原町の県立埋蔵文化財センターで開かれています。
会場には琉大付属中の2年生が美術の授業の一環で制作した「架空の出土品」およそ50点が展示されています。生徒たちは様々な年代の出土品について学び、自由にイメージし、「沖縄から出土しそうな」日用品や靴などの「出土品」を作り上げています。
琉大付属中2年・松竹夏帆さんは「昔の人が現代のピーラーを使っていたら、面白いだろうなというので、この作品を作りました。昔の人たちが使っていたことを想像しながら表面に傷をつけたり実際に使っていただろうなと考えながら作りました」と話しました。
琉大付属中2年・内兼久琴音さんは「とげをつけて、狩りをするときに刺したりもできる。おしゃれもできるし狩りもできるものを備えたブレスレットです。10代、20代の人がきょうの服に(アクセサリーが)足りないと思ったときにつけると思いました」と話しました。
展示会は2025年11月5日までです。また館内では、首里城内で祈とうなどが行われていた「京の内」から出土した舶来の陶磁器などおよそ240点を展示する企画展も開かれています。
