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2025年10月20日から全国で行われている自衛隊統合演習で、10月29日に那覇基地では戦闘での負傷者を県外の施設に搬送する訓練の様子が報道陣に公開されました。

那覇基地で公開されたのは「患者後送」と呼ばれる訓練で、陸海空の各自衛隊のほか、普段は民間の医療機関などで勤務する予備自衛官も参加したということです。

基地の中に設けられた医療拠点に離島地域での戦闘で負傷した想定の隊員らを収容し、自衛隊の輸送機を使って埼玉県の入間基地まで運ぶ一連の流れを確認しました。

塚崎昇平記者は「航空自衛隊那覇基地です。負傷者役の隊員が続々と飛来した輸送機に運び込まれていきます」と伝えました。

今回の統合演習では隊員およそ5万2000人が参加する計画です。県内でも民間インフラを使った訓練が行われていて、2025年10月21日には宮古島市の平良港で地対空ミサイル・PAC3の発射機を持ち込む訓練が行われました。