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沖縄戦で旧日本軍が首里城の地下に設置した第32軍司令部壕について、今年度の発掘調査で新たに判明した内容の説明会が行われました。

第32軍司令部壕は80年前の沖縄戦で旧日本軍の指揮の中心となった場所で、県は保存・公開に向けた調査を2023年度から行っています。

13日、現地で開かれた説明会では事前予約で集まった参加者らに対し、県の担当者が今年度の調査の中間報告を行い、昨年度に場所が特定された主要な出入口のひとつ「第1坑口」に続く通路が今回新たに見つかったことや、人や物資を守るシェルターとしてつくられた建物と、斜面との間に加工された石灰石が詰め込まれている様子も確認されました。

参加者らは写真を撮ったり、担当者に質問するなどして興味深そうに話を聞いていました。

参加者「次世代の平和を継承していく立場として、しっかりここで学んで発信できるものがあればと思って参加しました」

今年度の発掘調査は今月18日まで行われます。