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県は、普天間基地や嘉手納基地などの周辺で発生する航空機騒音の軽減措置を求めるため、9月11日、アメリカ軍などに要請を行いました。

県によりますと2024年度、県が実施した普天間基地周辺の航空機騒音の調査では、13の測定地点のうち3つで基準値を超える騒音を確認。また夜間早朝の航空機の騒音発生回数も増加しています。

この状況を受け県はきょう、アメリカ軍などに対し航空機騒音の軽減措置を求める要請を行いました。

要請書では、昼夜を問わない航空機の騒音や排気ガスの発生は県民の生活環境に大きな影響を与えていると指摘していて、実効性のある具体的な航空機騒音軽減措置を求めています。

多良間一弘環境部長によりますと対応したアメリカ軍の担当者から「厳しい国際情勢のなか、騒音問題の軽減と軍事上必要なこととのバランスを取りながら取り組んでいる」と回答があったということです。